子どもたちが元気な大人の姿を見て育ってほしい

人に関わる保育の仕事は「これをすれば全てよし」ということがなく、目の前の子どもや保護者・保育者などの「ひと」とその時の状況を把握しながら、チームでその手立てを考えていく仕事です。

しかし今、保育の現場ではコミュニケーションが不足していると言われています。
保育士の離職理由の上位には「人間関係」が必ず入り、現場側もコミュニケーションが必要とわかっていながらも、実際は子どもたちの気配りや目配りが必要な日々の業務の中で十分にできない状況があります。

しかし私は、保育士はコミュニケーションの達人が多いと考えています。
乳幼児を含む児童に関わる仕事において、まだ言葉で伝えきることが難しい子どもに関わりながら、気持ちをくんでやりとりをする、泣いている子どもに寄り添いながらスキンシップをとる。

気持ちを代弁したりして心を通わせることは、保育士の日常の中に多くみられる状況です。
これはまさに、子どもとのコミュニケーションです。また、保護者や地域の方とのコミュニケーションも、割と積極的に楽しめる方が多いのではないでしょうか。

忙しい仕事だから、ゆっくりと話す時間がないから、とコミュニケーションが不足する理由づけはいくらでもできますが、察したり寄り添ったりが得意な人たちは、たとえ時間が短くても量より質のやり取りができるはずです。

保育の質を上げるため様々な保育分野の研修がありますが、共に働く職員との関係性も質を上げていきたいところ。風通しの良い関係性があるからこそ、保育をする人たちは安心して専門性を発揮することができるのです。

合同会社ホイクネクトでは、組織力アップのため、共に働く人たちと実際に対話をしながら、その時の感情に向き合うワークショップや、感情コントロール研修、保育や働き方相談などを実施しています。

子どもたちが元気な大人の姿を見て育ってほしい。
保育の仕事は、直接関わっている子どもたちだけでなく、様々な人たちを支える仕事でもあります。
だからこそ、まず保育現場と現役保育士、潜在保育士を支えたい。
私はそう考えています。

保育士を支えることは、
子どもの命を守ること。
子どもの育ちを支えること。
子どもの福祉や権利を保証すること。
保護者や家庭を支えること。
地域を支えること。
社会の経済を支えること。

共に働く人たちと一緒にワークショップを受けていただくことで、現場で働く保育士さんが、忙しい日々の保育の中で少しホッとしながら気づきを得られたらとても嬉しいです。

ホイクネクトではこのような事業を行っています

①保育現場のコミュニケーション研修
職員間のコミュニケーション研修として、多様な価値観や他者の合理性について考え「対話のワークショップ」を開催しています。

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