ホイクネクトは、「ほいく × Connect」

保育の現場やそこで働く人たちをサポートする、合同会社ホイクネクト。
そこには、保育の現場で長年保育士として働いていた、代表 木村路子の、「保育の温かさで、社会をより豊かに」「保育士の専門性を社会につなげて豊かな未来を創りたい」そんな理念と決意が込められています。

日本は今、少子化が急速に進行し、そして深刻な保育士不足問題を抱えています。
それだけはなく、保護者と離れて過ごす社会的な養護を必要とする子どもたちも年々増加しています。

このような社会問題が子どもたちを取り巻く環境に大きな影響を及ぼしているにも関わらず、 その子どもたちを支える保育士が全国的に足りないという現状があるのです。

保育士の離職率は高く、「潜在保育士」は現場で働く保育士資格の取得者の半数近くに上るといわれています。

現場の全国的な課題である保育士不足の現状をなんとかしたい!保育士と現場を元気にしたい!
そんな想いのもと、ホイクネクトでは以下のような事業を行っています。

① 潜在保育士の未来を探求するゼミ

ホイクネクトでは、「自分自身を見つめること、保育士としての可能性を見出すこと、人の意見を聞いて様々な角度から考えてみること」が必要であると考え、対話を中心とした講座を提供しています。

「潜在保育士」となった事情は人それぞれであり、現場復帰への思いや迷い、不安もまた人それぞれです。

対話を通じて他者と学び合うことで、自分と違う考えや価値観に触れながら少しずつ現場復帰へのイメージをもち、保育士としての自分を見つめることが、結果的に保育士資格を活かして人に関わるという道につながるのです。

保育の現場に復帰するにしても、違う仕事を選択するにしても、 まず 「自分が何をしたいのか」 をじっくりと考えることはとても大切なことです。
保育士だけで話すのではなく、違う職種の方のお話を聞く機会をもち、様々な角度から自分の在り方や働き方を考える機会を作っています。

②保育現場のコミュニケーション研修

職員間のコミュニケーション研修として、多様な価値観や他者の合理性について考える「対話のワークショップ」を開催しています。

日々一緒に働き、過ごす時間が長くても、その人を理解できているとは限らず、また逆に、自分も相手に伝わっていないことがたくさんあると思います。

誰でも、自分の大切にしている価値観があります。

子どもたちには「違い」を大切に保育をするのに、対大人となるとつい自分とは違うことに反応してしまうということはないでしょうか。
大切なことは「違い」を受け入れることです。

保育の仕事は答えが一つではないため、対話の時間が必要であるにも関わらず、日々の業務の忙しさが原因で、それが十分に取れず、結果すれ違い、心のゆとりがなくなり次第に仕事のモチベーションに影響を及ぼすことがあります。

しかし、同じ職種が多い現場で対話をすれば、言語化しにくいことにも共感が生まれ、それはより質の高い保育を目指すことにつながるのです。

子どもたちや保護者に、どんな保育を提供したいか。
一緒に働く人たちと、どんな保育をしたいか。
どんなチームで仕事をしたいか。

ホイクネクトでは、「対話のワークショップ」をきっかけに、お互いの違いを受け入れながら、共に理解し合える職員関係を築き、 深まるお手伝いをします。

③ 潜在保育士の働き方支援

ホイクネクトでは、座談会やオンライン講座を開催し、潜在保育士の働き方支援活動をしています。

潜在保育士も、保育士です。

現場で働いていなくても、スキルや専門性を活かしてできることは必ずあります。
現場の保育士が潤沢にいることは理想ですが、潜在保育士を現場に戻すという方法だけでなく、 潜在保育士が今の状況でできることを模索していくことも必要です。

相談はしたいけど、地域の子育て相談窓口へ行くほどでもないと思っている保護者の方。
「こんなことを相談に来て、と思われないかな」と躊躇っている方。

そんな方たちに、どの地域にもたくさんいる潜在保育士が、保育の専門職としての窓口になれば、現場と連携をして地域の子育て支援ができるのではないか。

また、小さな座談会や雑談会を開催すれば、保護者の不安がまだ小さなうちに解消できる機会になるのではないか。

潜在保育士の思いと、社会のニーズが合致したところに生まれる新たな仕事。
それを必要なところに繋いでいくことが、ホイクネクトの役割です。

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