Reほいくカフェ 2025年度最終回を迎えて
〜対話の力と、これからにつながる手応え〜
今年度、京都市・京都市保育園連盟と共催で開催してきた
潜在保育士の対話の会「Reほいくカフェ」。
その最終回となる第4回を、先日無事に終えることができました。
振り返ってみると、今回はこれまでとは少し違う、
でもとてもReほいくカフェらしい時間だったように感じています。
参加者が主役になる対話の時間
最終回は、こちらでテーマを用意するのではなく、
参加者それぞれが「今、話したいこと」「気になっていること」を出し合い、
関心のあるテーマの輪に自由に参加していく、
オープンスペーステクノロジー(OST)の手法を取り入れました。
正直なところ、始まる前は少しドキドキもありました。
テーマは出るかな?
話しにくくならないかな?
戸惑わせてしまわないかな?と。
でも、その心配はまったく必要ありませんでした。
「初めて参加したけど、
こんなに深い話をしているとは思っていなかった。
参加して良かった」
そんな声が自然と聞こえてくるほど、
どの輪でも、安心した空気の中で対話が進んでいました。


立場や入口が違っても、同じ方向を向けるということ
チラシを見て来てくださった方、
SNSで知って参加してくださった方、
久しぶりに人と話す場に足を運んだという方。
参加のきっかけはそれぞれ違っていたのに、
対話が始まると、不思議と同じ方向を向いて話している感覚がありました。
「仕事を離れて、
こんなに保育の話で盛り上がることができると思っていなかった」
「結局、自分も他の方も、
子どもや保育が好きなんやね」
そんな言葉が交わされるたびに、
“離れていても、想いは消えていない”
ということを、何度も感じさせてもらいました。
そして、なんと今回は、前回から参加してくださっている方から
「潜在保育士と保育現場のマッチングアプリを作ってみました」とお知らせいただいたので、
自作のアプリ案を見せていただきました。
潜在保育士の細かなニーズに合わせて保育現場とつなげる内容は、
さすが潜在保育士だからこその視点。
潜在保育士は、現在は保育以外の仕事をされている方が多いので、
多様な人材がいらっしゃいます。
そんな力も保育の中で活かせるようになれば、
保育現場で働きたくなる人がいるのではないでしょうか。

手応えとして残ったもの
今回の最終回で強く感じたのは、
Reほいくカフェは、
「話して終わる場」ではなく、
それぞれのこれからにつながっていく“ベース”になり得る場
になってきている、ということです。
「今の仕事をすぐに辞めることはできないけれど、
いつか自分ができる形で、
子どもに関わる仕事をしたい」
そんな声もありました。
現場に戻る・戻らないという二択ではなく、
今の自分の状況を大切にしながら、
それでも“保育や子どもとつながり続けたい”という思いを
言葉にできること。
それ自体が、次の一歩につながるのだと思います。
これからに向けて
今年度のReほいくカフェは、これで一区切りとなりますが、
この最終回は「終わり」というより、
これからを考えていくための、ひとつのスタート地点
のように感じています。
保育の仕事に関わる人、
資格を持ちながら今は現場を離れている人、
そして、保育の力を社会の中でどう活かしていくのかを考えたい人たちとともに。
これからも、対話の場を育てながら、
保育の専門性や温かさが、社会の中でより活かされていく流れを
つくっていきたいと思います。
最終回に参加してくださった皆さま、
そしてこれまでReほいくカフェを支えてくださったすべての方に、
心から感謝を込めて。
また、次の対話の場でお会いできることを楽しみにしています。

