「保育士雑談会IDOKORO」について
12月16日(土)に、滋賀県大津市で「保育士雑談会IDOKORO」を開催しました。
雑談会って何してるの?とお問い合わせをいただくことがあります。
数年前に、保育士を退職し私自身が潜在保育士になった頃、「元保育士です」と自己紹介をする自分にふと疑問が湧きました。なぜわざわざ「元」ってつけているんだろうと。
私は確かに保育現場から離れたけれど、現場にいる時だけが保育士ではないはず。
けれど、どこかで、人手不足の保育現場から離れたことに申し訳なさがあって、実際に保育に関わっていない自分のことを、胸を張って「保育士です」と言えない自分がいたのです。
そんなときに出会った潜在保育士さんたちから、
「私なんて経験が少ないから、保育士って言えません」
「保育の現場にいないから、保育を語ることがなくなってきて、今では保育士である自分を隠しています」
というお話を聞くことが何度かありました。
そんな自分自身の経験や、潜在保育士さんの声から、
「保育の話が気軽にできる、安心安全な場をつくりたい!」
「保育士のほっとできる居所がほしい!」と思ったのです。
保育の話ができるとはいっても、発達や保育案や保護者対応や・・・硬い話ではなく、
おやつを食べながら全く関係ない趣味の話や、やってみたいことなど何気ない雑談が中心。
それでも保育士が集まると、保育の情報交換や子どものかわいいエピソードも多めです。
わいわい雑談をしながら、ゆるりとした交流会となっています。
人それぞれの状況があり、それぞれの価値観があり、選択肢はいろいろあるんだということを感じていただくことが、保育士資格を持つ人たちを支えることにつながると信じて続けています。
コロナ禍の時にはオンラインで開催をしていましたが、今回は久しぶりに対面で開催しました。
地域関係なくご参加いただけるので、またオンラインでも開催を計画したいと思います。
このIDOKOROをきっかけにして、参加の方がつながってくださればとても嬉しいです。
今回は場所をお借りしたmanma cafeさんから、クリスマスツリーの手作りキットをご提供いただき、手を動かしながらのおしゃべりを楽しみました。
手を動かしながらって、気持ちがほぐれていいですね。
ご参加いただいた皆さま、そしてmanmaさん、ありがとうございました。
このIDOKOROでは、一緒に盛り上げてくださる方を募集中です!
関心がある方は、ぜひお問い合わせください。
