「Reほいくカフェ」〜私から、私たちへつながる4つの時間〜
これまで主に滋賀県内で、保育士の対話の会「イドコロ」を開催してきました。
現場を離れた人も、今いる人も、「保育」に関わってきた誰もが、自分の思いを持ち寄って語れる場です。
そして今回、新たにスタートする4回連続講座のタイトルを考える中で、たくさん悩みました。
その分、思いを込めたタイトルになったと思います。
「Re」には、再出発への願いを込めて
"Re"という言葉には、「return(再び)」「rethink(見直す)」「rebirth(再生)」という意味を重ねています。
保育を離れて時間が経っていても、
自分の中にある“保育士”という存在を、もう一度そっと見つめ直すこと。
そして、これからの自分との新しいつながりを考えること。
この講座が、その“再出発”をやさしく後押しできたらと願っています。
「私」から「私たちへ」
保育現場の人手不足が叫ばれ、潜在保育士の現場復帰が求められています。
「保育士としての再出発」と聞くと、復職をゴールとした講座に見えるかもしれません。
でも、この講座が大切にしたいのは、「復職」ではなく「再発見」。
保育士としての自分自身を、あらためて見つめ直すことです。
一人で抱え込むのではなく、対話を通して、新しい視点や可能性に出会う。
そうしたプロセスを、仲間と一緒に歩んでいける場にしたいと思っています。
潜在保育士の「今」のちから
「潜在保育士」と聞くと、どこか“止まっている存在”のように思われがちですが、
実際には、保育現場以外で子どもと関わる仕事をしている人もたくさんいます。
ベビーシッター、短時間託児、子育て支援活動など、
保育士としての専門性を、地域や家庭で活かしている方も少なくありません。
そうした力を「埋もれた資源」ではなく、「社会の力」として捉えたい。
保育士という仕事の幅広さや奥行きを、もっと自由に語れるようになりたい。
そして、「やりがいはあるけどキツい」から、「資格を活かして、自分らしく働ける」へ。
保育のイメージそのものを、少しずつ変えていけたらと思っています。
点ではなく、線に
この講座をきっかけに、
“点”のようにそれぞれに抱えていた想いがつながり、線になり、
やがて「私たちの声」として社会に届いていく──
そんな未来を描いています。
「いろいろな経験があるからこそ、見える景色がある。
そして、それを力に変える場がここにあります。」
あなたの「今の気持ち」で、大丈夫です。
ご参加を、心からお待ちしています。
講座のお申し込みはこちらから→ https://forms.gle/Mj129xdcn5kVN8fe9